自働車、自動車部品製造会社様の生産ライン様向けに、最新技術を組み込んだ製品検査装置を製作しています。
新たに検査装置を導入するためのコンサルティング業務を請け負っております。24時間365時間稼働が前提となる生産ラインにおいて、信頼性、可用性、保守性の高いシステム構築を実現するためのコンサルティング業務です。
自動車工場においては多くのお客様が画像処理検査装置を製品品質維持・向上のために利用しています。しかし、機械器具とはことなり、検出に関わる設定や、維持運用が非常に複雑な画像処理装置は現場の悩みの一つです。これらお客様の課題は、長年にわたる自働車、自動車部品の表面検査装置装置の製造、販売実績から得たノウハウを持つ私共が解決いたします。
画像処理用PCと配電盤などを収納する制御盤と、カメラ、照明装置、各種センサーを備えたセンサーラックで構成されます。
・制御盤はアイプロオリジナル製品です。アイプロ内で3D CAD編集を行うため、内部構成、サイズはお客様の要望によりきめ細かく自由に変更可能です。日本国内はもとより、北米出荷実績もございますので、グローバルな規格に対応可能です。
Windows7以降が動作するタブレットPCにiPro独自の表面検査ソフトウェアを実装しています。USBカメラを接続するだけで動作します。画像処理ライブラリにはOpenCVを使用しているため、高額な画像処理ライブラリのランタイムライセンス費が不要です。 下記の機能を実装しています。
適切な欠陥検出結果を得るためには検出したい欠陥がどのような特性を持ち、正常部位と欠陥部位のプロファイル(輝度分布)にどのような違いがあるのかを分析する必要があります。 CSV保存機能により、Microsoft Excelにデータを読み込ませ、グラフ化するなどの手法を用い、欠陥形状を可視化することでより高精度な検出結果を得られます。
画像処理装置に欠かせない照明装置を内製しております。 ターゲットに応じ、評価を通じてカメラと照明レイアウト、照明種類を検討し、市販画像処理照明で対応困難と判断した場合、専用の照明装置も設計・製作いたしております。 右の図は照明装置評価のために製作した評価装置の3D CAD設計図面です。
写真はメイン処理ユニットに小型マイコン、Arduinoを使用し、CANインターフェイス、表示機を備えたCANデータロガーです。 小型軽量であるため、簡単に車両と接続でき、電源はDLCコネクタから取得可能です。 帖低コストなハードウェアを使用し、CANバスに流れるデータをSDカードに保存したり、フィルタリングされたCAN-IDのデータ受信時にシリアルポート経由でPCに転送できます。 本装置は基本ハードウェアとなり、お客様のご要望に応じてソフトウェアを実装いたします。